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夫婦の“好き”を集約してオープン 新しい何かと出合えそうな場所

 

 12月16日、佐賀市富士町の古湯温泉街にオープンしたのは、古道具と布リメーク・喫茶を併設した店。静かな山あいに臨む店は、いくつもの顔を持ち、早くも多くの人が訪れる話題のスポットとなっています。店を営むのは、佐賀市出身の中島洋志さん。千葉県出身の妻・咲希さんを連れ、Uターンしてきました。ともにアパレル業界で忙しく働いてきた2人の夢は、”田舎で古道具屋を開くこと”。その夢をかなえたのは、偶然にも洋志さんの故郷である佐賀でした。

中島洋志さんと妻の咲希さん。人と人がすぐつながる「佐賀らしさ」に助けられながら店のオープンにこぎつけたという

 店内にずらりと並ぶのは、和洋入り交じった古道具の数々。日差しを受けてキラキラ輝くガラスの器や美しい柄のコーヒーカップ、趣深い和食器、レトロな雑貨など、洋志さんが「おもしろい」「楽しい」と感じて仕入れた道具は、“古い”ものだけど、日々の暮らしに“新しい”エッセンスを加えてくれそうです。

古いものとの出合いは一期一会。大量生産にはない趣がそこにはある
高いイメージがある古道具だが、うつわは1500円~3000円程度と買い求めやすい価格帯

 

 咲希さんが得意とするのは洋裁。丈のお直しから、着物や帯のリメーク、オーダーメードまで、個々の要望に対応します。パンツの丈詰めは500円~、店頭に並ぶリメークのバッグや帽子は3000円~7000円程度。着なくなった洋服や着物などを持ち込みも可能です。咲希さんの技術とセンスに委ねて“お任せ”してみてはいかが。

店頭に並ぶリメーク商品は、同じものはひとつとしてないオリジナル

 喫茶では、佐賀市の「Origin coffee」に依頼したオリジナルブレンドのコーヒーや紅茶と、熊本の人気店「Tomi’s Shortbread House」から取り寄せる焼き菓子などを提供。イギリス仕込みのスコーンやケーキが楽しめます。同じ富士町の「Chez Heidi(シェ・ハイジ)」のカヌレが登場する日も(SNSで告知)。

クロテッドクリームと手作りジャム付きのスコーンはイギリス仕込みの本格派「スコーンセット」(900円)
光差し込む喫茶スペースで、古湯の景色を楽しみながらゆったりと過ごして

 

 店名の「オリオリ」には、窓から見える古湯の四季折々の景色や、咲希さんが扱う布(織物)、日々の暮らしが折々(段々)幸せになりますようにという願いなど、さまざまな思いが込められています。ここは、洋志さん・咲希さんそれぞれの“好き”を合わせた唯一無二の空間。そこに足を踏み入れれば、私たちも、自分の“好き”に出合えそうな予感がします。(岩永真理子)

店頭では、生でも食べられるというホウレンソウをはじめ、富士町産の新鮮な野菜も販売
店のシンボルでもある大きな古時計。「ナカシマパーツ」(佐賀市)の協力により、止まっていた針が再び動き出した

 

DATA

oriori(オリオリ)

住/佐賀市富士町古湯633-1
電/090-1360-0952
営/10:00-18:00 ※SNSで確認
休/木曜+不定
P/あり
IG/oriori.furuyu

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