ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド出場に向け、壮行会でファンの激励を受けた飛田愛斗騎手=佐賀競馬場

 佐賀競馬(鳥栖市)所属の飛田愛斗騎手(19)=三小田幸人厩舎所属=が27日に東京都の大井競馬場、28日に千葉県の中山競馬場で開かれる「2021ヤングジョッキーズシリーズ」のファイナルラウンドに出場する。今年は6月に史上最速の100勝、10月にはデビュー1年間の最多勝を記録した飛躍の年で、「いい結果が報告できるよう、精いっぱい騎乗してきたい」と抱負を語った。

 飛田騎手は熊本県出身で、昨年10月3日にデビュー。地方競馬最速となるデビューから268日で100勝をマークし、吉原寛人騎手(金沢)の275日を更新。デビュー1年間で127勝を挙げ、同じく吉原騎手が持つ110勝を約19年ぶりに更新した。

 周囲が「まじめで、よく仕事する」と評する飛田騎手は午前0時から同10時半まで、約25頭の調教を日課とし、各馬の性格や特徴を把握する。数々の記録を塗り替えても本人は謙遜し、「馬主さんや調教師さんをはじめ関係者の皆さんのおかげ。馬も頑張ってくれた」と、周囲の感謝だけを口にする。

 ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンドは、トライアルラウンドの成績で選ばれた地方競馬8人、JRA(日本中央競馬会)8人が出場。4レースに乗り、馬は抽選で決められる。デビュー5年未満で、100勝未満の若手に出場資格があり、既に100勝を達成した飛田騎手は最初で最後の挑戦となる。

 26日、佐賀競馬場で壮行会に臨んだ飛田騎手は「そのときそのときの状況判断をしながら、いい乗り方をしたい」と述べた。同シリーズには北海道競馬所属で11~12月に佐賀競馬で期間限定騎乗した若杉朝飛騎手(19)も出場する。(樋渡光憲)

このエントリーをはてなブックマークに追加