上峰町中心市街地活性化事業の開発予定地。旧イオン上峰店の解体が始まっている=三養基郡上峰町坊所

 三養基郡上峰町と九州電力(本社・福岡市)は、町などが進めている中心市街地活性化事業で、CO2などの温室効果ガスを実質ゼロにする「ゼロカーボン社会」を目指す取り組みを共同で推進する。連携協定を24日に結び、100台規模を目標とした電気自動車(EV)の充電施設の整備などを検討していく。

 町によると、さまざまな連携を想定し、再生可能エネルギーの有効活用に加え、EVなど電気を活用したまちづくり、災害時における電力インフラの回復力の強化に取り組むという。

 具体的には、EVの大規模な充電施設の整備をはじめ、商業施設や体育施設への太陽光発電施設の設置、余剰電力をためる蓄電池の設置などが考えられると説明している。

 活性化事業は、2019年2月に閉店したイオン上峰店の跡地で計画されている。町と民間事業者が共同で設立した合同会社「つばきまちづくりプロジェクト」が主体になって取り組み、新たな商業施設や道の駅、体育施設などが整備される予定。

 武広勇平町長は「再生可能エネルギーの導入が、九州が元気になるためのきっかけになってほしい。九電と一緒に推進役になりたい」と話す。(瀬戸健太郎)