介護福祉士の国家試験に向けて熱心に講義を受ける高校生=佐賀市高木瀬西の北陵高

 介護福祉士の国家試験を受験する高校生の合同学習会が18日、佐賀市の北陵高であった。佐賀県内4校の福祉系学科などの3年生55人が、介護技術に関する知識を深めるとともに、介護に携わるうえでのモラルや心構えを学んだ。

 合同学習会は神埼清明高、嬉野高、北陵高が2013年度から毎年実施している。新型コロナウイルスの影響で昨年度は中止となり、2年ぶりとなった。今回は佐賀女子高の希望生徒も加わった。試験は来年1月30日に筆記が行われる。

 生徒たちは介護の基本をはじめ、生活支援技術、介護福祉士ができる医療的ケア、介護保険法など全10項目の講義を真剣な面持ちで受けていた。

 来春から佐賀市内の介護老人福祉施設に勤務する川下佳奈さん(北陵高)は「他の学校の先生から学んで、普段と違った刺激を受けた。一人一人に寄り添える介護福祉士になりたい」。専門学校に進学して看護師を目指す中倉美空さん(同)は「身に付けた技術やコミュニケーション力を生かして、高齢の患者さんとも積極的に関わっていきたい」と話した。(伊東貴子)