2015億円の設備投資をして生産能力を増強するSUMCO九州事業所久原工場=伊万里市山代町

母校の後輩と記念撮影をする柳本幸之介選手=伊万里市黒川町の青嶺中

 半導体の材料となるシリコンウエハー製造大手のSUMCO(本社・東京)が、伊万里市の九州事業所に2015億円の設備投資を行うと発表した。世界的な半導体不足に対応するためで、山代町の工場敷地内に新たな建屋を造り、直径300ミリのシリコンウエハーの製造設備を設ける。2023年後半から段階的に生産を始め、500~600人の新規雇用を予定。市の税収増や、多額の累積赤字を抱える工業用水事業の経営改善も期待される。

 東京五輪に市出身の鳥山麻衣選手(ホッケー女子)と柳本幸之介選手(競泳男子800メートルリレー)が出場した。伊万里市から五輪選手を輩出するのは初めてで、多くの市民が声援を送った。2人は夢に描いてきた舞台を経験、次のパリ五輪でメダル獲得を目指す。

 コミュニティセンターと保育園の複合施設が大坪町に完成した。人口減少に伴う公共施設の統廃合が各地で進む中、地域の交流拠点と保育施設が一緒になるのは県内で初めて。乳幼児から高齢者まで、幅広い世代がつながる場となり、他市町の参考事例になる。

 伊万里農林高で閉校式が開かれた。伊万里商業高と統合して伊万里実業高になる前の年に入学し、最後の代となった生徒の卒業に合わせて実施した。同窓生も参加し、「農林」の名がなくなるのを惜しみながら、104年の歴史に幕を閉じた。

 伊萬里神社の秋祭り「伊万里トンテントン」が開かれ、神輿(みこし)を組み合う合戦を2年ぶりに実施した。前年は新型コロナウイルス対策で合戦を中止して神輿巡行だけを行った。(青木宏文)

5大ニュース

(1)SUMCOに新工場、2015億円投資

(2)東京五輪に鳥山選手、柳本選手が出場

(3)公共施設再編でコミュニティセンターと保育園統合

(4)伊万里農林高が閉校、104年の歴史に幕

(5)トンテントン祭り2年ぶりに合戦