企画甲子園で最優秀企画賞に輝いた鹿児島中央高の生徒たち=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

企画甲子園で優秀企画賞を受けた神埼清明高の生徒たち=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 高校生が佐賀の魅力を生かした企画をプレゼンテーションする「佐賀さいこう!企画甲子園」が12日、佐賀市の佐賀城本丸歴史館で開かれた。佐賀、鹿児島の両県から10チームが出場し、最優秀企画賞には両県の伝統織物、佐賀錦と大島紬(つむぎ)のコラボレーションを提案した鹿児島中央高のチームが輝いた。

 佐賀県内からは65チームの応募があり、書類選考から2次予選までを勝ち抜いた8チームが出場。鹿児島県からは予選を突破した2チームが来佐した。山口祥義知事ら4人の審査員が見つめる中、1泊2日の合宿などで練り上げてきた内容を7分の持ち時間で発表した。

 鹿児島中央高のチームは、それぞれの伝統産業に後継者不足の課題があることに着目。若い世代の関心を高めようと、デザイン専攻の学生を対象に両県の織物を使ったウエディングコンテストの開催を提案した。試作品を披露し、「大島紬のしなやかさに佐賀錦の豪華さが加わってすてきなドレスに仕上がる」と魅力を語った。

 優秀企画賞に選ばれた神埼清明高のチームは、バリアフリー社会の実現を目指し、2024年に佐賀県で開催される「全国障害者スポーツ大会」で県内の高校生が出場選手と交流する「ホストスクール」を導入することを提案した。企画賞は牛津高、唐津東高の各チームが受賞した。

 企画甲子園は県が主催し、今年で5回目。23年の鹿児島国体と24年の佐賀国民スポーツ大会に向けた「佐賀・鹿児島エールプロジェクト」の一環で、鹿児島県からも出場した。(松岡蒼大)