佐賀市議会の一般質問(前半)は2、3、6、7日、16人がバイオマス事業の方向性などについて質問した。(大田浩司)

 【バイオマス事業】前市長の肝いり事業だったバイオマス事業について坂井英隆市長に見解をただした。坂井市長は企業誘致による経済波及効果がみられた点を評価し、「処理施設のイメージを向上させた。清掃工場の排ガスから取り出した二酸化炭素の供給量が課題なので、(販路拡大のため)企業との連携をさらに強化したい。SDGsにつながる事業なので、健康、教育など地域の皆さんにとってプラスになる取り組みを進めていきたい」と抱負を述べた。

 【防災のソフト事業】人工知能(AI)を活用した防災対策について質問があった。池田一善総務部長は、大学や企業などが集まる「AI防災協議会」に11月末に参加し、先進技術を活用したシステムの調査、研究を進めていることを紹介した。「AIがSNS(会員制交流サイト)に掲載された浸水画像、過去の雨量データなどを抽出し、避難に役立つ情報を伝えるシステムが開発されている。何を導入するのか検討していきたい」と述べた。

 【市道三溝線】佐賀駅とSAGAサンライズパークを結ぶ市道三溝線を楽しく歩く工夫に関する質問もあった。市道沿いにある鏑流神社(神野東)について、佐賀駅周辺整備構想推進室の武藤英海室長は「戦勝祈願の神社と聞いており、スポーツイベントの勝利を祈ることに活用できないか。休憩所の設置を含めて、関係者と相談したい」と述べた。三溝線の愛称も検討委員会を開いて決める方針を示した。

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