全日本空輸(ANA)は9日、佐賀空港発着の羽田便について2022年1月は便数を通常に戻し、1日当たり5往復を運航すると発表した。新型コロナウイルスの影響で20年3月から減便が続いているが、全国的な感染状況の落ち着きや需要動向から判断した。

 全日空広報部によると、今夏流行の「第5波」が収まり、全国の国内線の需要は回復基調にある。コロナ前と比べた運航率は11月が74%、12月は86%、来年1月は95%。担当者は「現時点では1月の予約は5割程度だが、便数を増やして需要の高まりに柔軟に対応したい」と話す。

 佐賀発着の羽田便は、コロナ下では大型連休や年末年始に1日5往復を運航することはあったが、1カ月を通じた全便の復便は初めてとなる。県空港課は「反転攻勢の局面と捉え、感染に気を付けながら営業活動や利用促進を強化していきたい」としている。

 春秋航空日本が運航する佐賀空港発着の成田便も12月24日以降、減便前と同じ1日1往復となっている。(円田浩二)