「基山美術館」の準備を進める関係者=基山町総合体育館アリーナ

作品を展示するスタッフ

 基山町の住民らが制作した美術作品が一堂に会する「基山美術館」が10日から、町総合体育館アリーナで開かれる。漫画家の原泰久さんら町出身者を含む約150人が計約250点を出品し、地域の文化の多彩さをアピールする。12日まで。

 「2021ふ・れ・あ・いフェスタ」に併せて、初めて開催。11月の町文化祭がコロナ禍で中止になったのに伴い、町民が創作活動を発表する機会を設けて地域の美術振興につなげようと開いた。

 特別展示では、原さんの代表作「キングダム」の原画やネームを並べ、縦2メートル、横1メートルの和紙に描かれた「キングダム巨大墨絵」も初公開される。漫画家・掛丸翔さんの「少年ラケット」や卓球ゲーム「TTOTT」などの原画やイラストも紹介する。書家で造形作家の松田朴伝氏の作品や、大正時代に活躍した早世の画家・藤田遜氏が生家に残した作品も展示する。

 一般展示では、町内の絵画サークルのメンバーや、基山中と東明館中の美術部、絵手紙教室の受講生の作品など、個性あふれる作品が楽しめる。町の担当者は「これほど多くの作品が集まるのは、町内ではほとんどない。初出の作品もあるのでぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。問い合わせは町まちづくり課、電話0942(92)7935。(瀬戸健太郎)

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