日本百名月に認定された「海中鳥居を照らす月」(太良町提供)

 全国各地の美しい月を認定する「日本百名月」に、太良町の「海中鳥居を照らす月」が選ばれた。一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローの企画で、佐賀県内での認定は始めて。

 認定は2016年から始まった。海中鳥居は月とのコントラストが幻想的で、「観る者の心を奪うほど美しい」との評価を受けた。

 有明海は干満差が大きく、太良町は潮の満ち引きが月の引力によって起こることにちなんで「月の引力が見える町」をキャッチコピーに掲げている。月をテーマにする自治体の取り組みは「全国でも稀少(きしょう)」との指摘もあった。

 同町観光協会の担当者は「全国に太良町を知ってもらうきっかけになる。旅館などを訪ねて星空や月を眺めてもらいたい」と期待を込めた。海中鳥居では毎年8月に灯篭(とうろう)で鳥居を照らす「千乃灯篭まつり」が開かれている。(中島幸毅)

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