訓練で緊急車両の給油手順を確認する参加者=鳥栖市の江崎石油若桜SS

 災害時のガソリンスタンドでの給油訓練(佐賀県石油商業組合主催)が、鳥栖市で開かれた。組合員や自治体職員ら約30人が参加し、停電時の発電機への切り替え操作や、緊急車両の給油の手順などを確認した。

 訓練は震度6強の地震が発生し、停電したという想定。給油所のスタッフ役は施設の被害状況や油類の漏れがないかを点検し、所長役が分電盤を操作して電源を発電機に切り替えた。消防車やパトカーは優先レーンに誘導し、油種を確認して給油した。

 講師を務めたジャパンリスクソリューション(東京)の佐藤哲治主席コンサルタントは、災害時に給油所の入り口と出口を各1カ所にして混乱を防ぐのが鉄則とし、「在庫を正確に把握しながら給油方針を決めてほしい。一般車は定額2千円などに制限し、張り紙などで告知を」と助言した。

 同組合の坂井正彦副理事長は「燃料は緊急時のライフライン。災害はいつ発生するか分からないので、常々意識を高めながら業務にあたりたい」と話した。(北島郁男)

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