旧イオン上峰店の建物に自由に絵を描く子どもたち=上峰町坊所

 上峰町の中心市街地再開発に伴って取り壊しが行われる旧イオン上峰店で5日、最後のイベントとなる「カミフェス」が開かれた。屋上からの景色を楽しんで見納めにしてもらう企画で、町民らが思い出の詰まった同店を訪れた。6日から解体工事が始まった。

 上峰町まちづくり委員会が同店の屋上駐車場で開催した。農産物や飲食物などを市価より安く提供する町民市や手作り雑貨、アクセサリーなどを集めたイロドリマルシェ、家電品や自転車などが当たる抽選会などが行われた。会場には親子連れら大勢の買い物客でにぎわった。

 解体される建物に自由に落書きできるイベントも開かれ、子どもたちがペンキやチョークを使って思い思いに描いた。体や洋服が汚れることも気にせず大胆に色を塗り、カラフルな建物を完成させていた。絵の前で記念撮影する姿も見られた。

 同店の解体工事は、来年度上半期に完了する予定。武広勇平町長は「イベントに多くの人が来てくれたのは中心市街地への期待の表れ。期待をエネルギーに変えて、このエリアを勢いあるものにしていきたい」と話した。(瀬戸健太郎)

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