林業の技術を競い合った「SAGA伐木チャンピオンシップ2021」=佐賀市の嘉瀬川河川敷

 林業に携わる人たちが培った技術を競い合う「SAGA伐木チャンピオンシップ2021」が5日、佐賀市嘉瀬町の嘉瀬川河川敷であった。競技者がチェーンソーを巧みに使って木を正確に切る技を披露し、会場から拍手が上がった。

 大会には全国大会出場経験のある県内外の招待選手4人と、県内の森林組合などから13チーム(2人1組)が出場した。高さ12メートルの木を狙った方向に正確に切り倒す「伐倒競技」や、素早く枝を切り落とす「枝払い競技」など4競技を実施し、総合得点を競った。

 地面に置かれた丸太を輪切りにする競技では、解説者が「現場では地面に石などがある。チェーンソーが触れて壊れるのを防ぐための技術」と紹介。瞬く間に薄皮1枚を残して丸太を加工する選手たちに、ギャラリーから感嘆の声が漏れた。

 競技会は林業の技術や安全意識の向上などを目的に、林業従事者らでつくる「ふる郷の木づかいプロジェクト会議」が主催した。例年は県きこり選手権の名称で実際の山林を会場に実施していたが、多くの人への魅力発信につなげようと今回は来場しやすい河川敷で開いた。(大橋諒)

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