引退会見で笑顔を見せる高橋義希選手=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

 今季限りで18年間にわたる現役生活を終えたサッカー・J1サガン鳥栖の高橋義希(36)の引退会見が4日、リーグ公式戦最終節の神戸戦後に行われた。鳥栖でプレーした16年間の思い出や後輩に伝えたいことは何か。会見での主なやりとりは次の通り。(井手一希)

 -鳥栖に在籍した16年間を振り返って

 鳥栖でプロサッカー選手になれて、妻とも出会い、3人の子どもにも恵まれた。鳥栖と共に歩んだ16年だった。一番の思い出は、毎試合勝った後にピッチを回るとき。サポーターと共に勝ちを喜ぶときは最高の時間だった。

 -Jリーグトップクラスの運動量を誇った

 小さい頃から負けず嫌いで、どんな勝負も勝ちたかった。練習で誰よりも走ることをやってきた積み重ね。「なんでそんなに走れるんですか」とよく言われるが、「気持ち」だと答えている。チーム、サポーターのために戦うのであれば普通のこと。

 -後半37分にピッチに立った瞬間は

 なんとか逆転したい気持ちだった。ホイッスル後、サポーターの姿を目に焼き付けようと見ていたら涙が出てきた。(試合に敗れたが)シーズンを通して、わくわく、どきどきする試合を見せることができたと思う。

 -世代交代する中で、後輩に伝えたいこと

 人としても当たり前のことができるのはサガン鳥栖が大切にしてきたこと。サッカーだけをやればいいというのはプロではない。常に感謝の気持ちを忘れずに、未来の子どもたちがサガン鳥栖に絶対入りたいと思ってもらえるような選手やクラブづくりを目指してほしい。

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