お勧めの本の魅力を熱くアピールする村口明寿華さん=佐賀県庁旧館2階県庁CLASS

 お勧めの本の魅力を高校生が紹介する「第3回佐賀県高校ビブリオバトル」(県主催)が5日、佐賀県庁で開かれた。6校の10人がおもしろいと感じたポイントや感動の場面などを、身振り手振りを交えながら熱く語った。小説「代償」(伊岡瞬著)を推した村口明寿華さん(鹿島高2年)が優勝した。

 ビブリオバトルはゲーム感覚で本について語り合う知的書評合戦。高校生大会は「本の甲子園」とも呼ばれる。今回は出場者が5分間で推薦本をプレゼンテーションし、来場者からの質問に答えた。出場者と来場者の投票で順位を決めた。

 「代償」は一緒に育った小学生二人が、弁護士と容疑者として再会するサスペンスミステリー。村口さんは「ありのままの自分として生きていいと感じさせる本」と紹介。「作者が描く人物像に注目して読んでほしい」とアピールした。

 年に100冊ほど読破するという村口さんは「本は落ち込んだときに読むことが多い。心を支える1冊を持っていると、どんな時でも戦える武器になる」と読書の魅力を語った。

 村口さんは1月に東京で開かれる全国大会に出場する予定。2位は岡本陽さん(唐津東高2年)が選ばれた。(石黒孝)

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