国土交通省は3日、日本に到着する国際線の新規予約受け付けを国内航空各社が4日から再開すると発表した。全日本空輸、日本航空は4日午前0時から再開。駐在員や出張者の帰国需要に対応する。新型コロナウイルス「オミクロン株」流行を防ぐため、政府は入国者数を1日当たり3500人に制限しており、まだ余裕がある日などは予約できるようにする。国外の一部航空会社は3日までに受け付けを再開した。

 国交省によると路線や便によっては空きがない可能性もある。岸田文雄首相は官邸で記者団に「日ごとに空き状況を考慮してきめ細かく対応する。こうしたことを国民に説明し、冷静に対応していただくようにお願いしたい」と呼び掛けた。

 12月は帰国便の多くで予約が埋まっているが、国交省と航空各社は、入国者数制限に対し余裕のある日で新規予約を受け付ける。首相は、全世界から外国人の新規入国を禁止したことに伴い「キャンセルも当然想定される」と語った。

 国交省は11月29日、1日当たりの入国者数上限を3500人に引き下げる水際対策の強化を踏まえ、新規予約受け付けを12月末まで一律停止するよう内外の航空会社に要請した。ところが、海外の邦人が予約を取れなくなったほか、国交省が斉藤鉄夫国交相や首相官邸へ事前に報告していなかったことで混乱。2日になって要請を一転、撤回した。

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