玄海原発構内で火災などが相次いでいることを受け、九州電力に対策や注意喚起の徹底などを注文した脇山伸太郎町長=玄海町役場

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)で火災などのトラブルが相次いでいることに関して、玄海町の脇山伸太郎町長は3日、九電に対して「住民の安心につながらないことは大変遺憾」と苦言を呈した。

 同日の定例記者会見で脇山町長は「事象が起こる度に九電に対し、口頭で再発防止や原因の追求を求めている」とした上で、「今後このようなことがないようにと言っているが(改善に)つながっていない。下請けの企業まで注意喚起や社員教育をしてほしい」と注文した。

 玄海原発構内では、2019年以降、火災やぼやなどが相次いでおり、昨年12月に発電所内の作業内容の点検を実施。その後も、今年11月中旬に3、4号機のテロ対策施設「特定重大事故等対処施設(特重施設)」の工事現場で、電源ケーブルを巻き取る電工ドラムや周辺のケーブルが焼損する火災が発生するなど3件のトラブルが発生している。(中村健人)

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