スマートフォン教室で、操作の仕方などを説明する高校生(左)=佐賀市の高木瀬公民館

 佐賀市の佐賀商業高の生徒によるシニア世代対象の「スマートフォン教室」が1日、市内の高木瀬公民館であった。授業の一環でインターネットショッピングモールを運営する「さがまなびや」の4人が、操作方法などを参加者6人に手ほどきした。

 教室は、新型コロナウイルスワクチン接種の予約サイトの利用にも苦労した人たちに、ICT(情報通信技術)に触れてコミュニケーションツールとして活用してもらおうと生徒たちが提案し、公民館も協力した。

 生徒たちは、電話番号の登録方法やアプリの使い方など基本操作を分かりやすく説明した。地図アプリの活用や写真の保存、QRコード決済の仕方といった個別の要望にも応じ、参加者は積極的に質問しながらメモを取っていた。参加した前田正昭さん(79)は「日頃の疑問を書き出してきた分はすべて解決できた。学んだことを老人クラブの仲間たちに教えてあげたい」と話した。

 さがまなびやの社長を務める情報処理科3年の向井涼夏(すずか)さんは「スマホ用語を分かりやすい言葉に言い換えて説明するなど工夫した。LINE(ライン)の質問が多く、使いこなせるようになってスマホをもっと楽しんでほしい」と話した。(伊東貴子)

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