講演会で相続登記の義務化などについて学ぶ参加者=佐賀市の佐賀地方法務局

 佐賀地方法務局はこのほど、佐賀市などで相続登記や終活についての講演会を開いた。高齢者らが、不動産の相続登記をする大切さなどを学んだ。

 所有者が分からない土地の問題を解消するため、4月に相続登記を義務化する制度が成立。2024年をめどに施行され、土地や建物の相続を知ってから3年以内の登記を怠れば10万円以下の過料が科される。

 講演会では、同局の職員が不動産の相続登記をする利点や注意点などを説明。法務局の証明制度を活用すれば、証明書を複数枚発行できるため、複数の手続きを同時に進めることができる。自身で相続人の一覧図を作らなければならないが、一つの書類を使い回さなければいけない手間と時間を少なくできるなどと強調した。

 参加した佐賀市の70代女性は「新しい制度は難しかったけど、自分の分はきちんとしなきゃいけないと思った」と話した。

 講演会は県内の4会場とオンラインで実施され、約100人が参加した。(草野杏実)

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