東京電力福島第1原発で、処理水放出設備の設置予定地を視察する原子力規制委員会の更田豊志委員長(左から2人目)=2日午後、福島県双葉町(同委員会提供)

 原子力規制委員会の更田豊志委員長は2日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を2023年春ごろに開始するとの政府や東電の方針について「(目標達成には)かなり苦しい時期に来ている」との認識を示した。第1原発を視察後、報道陣の取材に答えた。

 規制委は、放出前に東電がまとめた実施計画を審査して認可する必要があるが、東電はまだ審査を申請していない。更田氏は、審査や審査結果に対する意見公募のほか、関係者への説明や設備工事に要する時間を考えると「年内のできるだけ早い時期の申請を望んでいる」と述べた。

 福島第1廃炉推進カンパニーの小野明最高責任者にも伝えたという。

>> もっとくわしく読む
このエントリーをはてなブックマークに追加