神戸との今季最終戦に向け、練習で汗を流す鳥栖DF中野伸哉(右)ら=1日、鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖は1日、鳥栖市の北部グラウンドで、リーグ公式戦最終節のヴィッセル神戸戦に向けた練習を報道陣に公開した。劇的な逆転勝利や強烈なフリーキックなど、さまざまなドラマが生まれた今季。シーズンの集大成となるホームでの一戦に向け、選手たちは士気を高めていた。

 ミーティングを終えた選手たちは穏やかな表情でピッチに現れた。ジョギングやストレッチなどで体をほぐし、ボール回しやゲーム形式の練習で攻撃の確認をした。3位の神戸はMFイニエスタを軸に攻守ともに安定感がある。MF樋口は「タレントぞろいだが、自分たちの試合をするだけ」と冷静だ。

 J1参戦10年目の今季、チームは1996年に横浜フリューゲルスが記録したJ1リーグタイに並ぶ「開幕6試合連続無失点」を記録するなど奮起し、前半は3位をキープした。中盤は決定力不足に悩み白星を取りこぼす試合が続いたが、11月7日には、今季わずか1敗の王者川崎を相手に3-1で快勝。多くのファン、サポーターを魅了した。

 最終戦のチケットはすでに完売。金明輝(キン・ミョンヒ)監督は「我々に対する期待をすごく感じる。スタジアムや画面で見てくれる人の魂を揺さぶるような戦いをしたい」とし、主将のDFエドゥアルドも「ACLの望みはなくなったが、支えてくれた人たちのために勝利を届けたい」と気合十分だ。(井手一希)

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