MF高橋義希=2009年7月の岐阜戦、鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 サッカー・J2サガン鳥栖は30日、MF高橋義希(24)が来季からJ1の仙台へ完全移籍し、仙台のDF木谷公亮(31)を完全移籍で獲得したと発表した。

 高橋は2004年に松商学園高(長野)卒業と同時に加入。1年目からレギュラーの座をつかみ、攻守の要となるボランチとして、空いたスペースを埋める献身的なプレーでチームの躍進を支えた。今季はリーグ戦46試合に出場し6得点。在籍6年間では通算出場242試合で20得点を挙げた。

 06~08年の3年間は主将を務め、精神的にも成長し、サポーターからも「ミスターサガン鳥栖」と慕われる存在になった。昇格に届かなかった今オフは「鳥栖で昇格したいという思いと、選手としてもっと成長したいという思い」の間で揺れたが、慰留に努めたクラブ側も最終的には「上(J1)を目指す選手を応援する」というこれまでのスタンスを踏襲した。

 高橋は「これからのサッカー人生を考えて、覚悟と勇気を持って(移籍を)決意した」とし、「目標を達成できずに離れることは心残りだが、鳥栖で積み上げた経験を生かして仙台で成長することで恩返ししたい」とコメントした。

 新加入の木谷は、大宮に4年、仙台に5年在籍。183センチの長身で競り合いに強く、中盤や前線に確実にボールをつなぐ能力が高い。豊富な経験でチームを活性化させることも期待される。木谷は「チームにいい影響を与えられるように全力でプレーする」とした。(吉丸)

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