佐賀労働局が30日発表した10月の佐賀県内の有効求人倍率(季節調整値)は1・30倍で、前月から0・01ポイント上昇した。2カ月連続で前月を上回り、1・3倍台になったのは2019年8月以来、2年2カ月ぶり。

 新規求人数は前年同月比13・8%増の7422人で8カ月連続で増加。産業別では食料品などの需要が伸びている製造が51・5%増で、運輸・郵便が32・7%増、建設が24・4%増だった。有効求人数は13・6%増の1万8986人。

 一方、新規求職者数は前年同月比0・8%減の3383人で3カ月ぶりに減少。有効求職者数は8・9%減の1万4302人だった。正社員の有効求人倍率は0・21ポイント増の1・08倍。企業活動の正常化を想定し、即戦力となる人材を求めているとみられる。

 佐賀労働局は「前年同月に比べて主要な産業の求人が増えている。雇用情勢は回復に向かっている」と話している。(北島郁男)

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