九州電力は30日、玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)の原子炉容器内を循環する1次冷却水の放射性ヨウ素濃度が通常時より上昇したと発表した。燃料棒に微小の穴が生じ、放射性物質が漏れ出した可能性があるが、保安規定で定められた運転上の制限値6万3千ベクレルを大きく下回っており、環境への影響はなく、運転にも支障はないという。

 九電によると、1次冷却水のヨウ素濃度測定は週3回行っており、29日までの濃度は0・11ベクレル程度だったが、30日の測定では0・74ベクレルにまで上昇していた。原因を調べるとともに、監視強化として一定期間、毎日測定を行う。(中村健人)

このエントリーをはてなブックマークに追加