「さが国際フェスタ」で似顔絵を描くカン・イルグさん

 新聞や雑誌、書籍などのイラストを手掛け、国内外で数多くの賞を受賞してきた韓国出身のアーティストのカン・イルグさん(53)は、2年半前に日本人の妻と共に佐賀市へ移住してきた。

 「九州漫画の会」(井上信宏会長)に入会後、機知とユーモアに富んだ似顔絵展の「Q漫展」に韓国からの出展を招へいするなど日本との文化交流の懸け橋にもなっている。

 小城市の小城公園で10月に開かれた「さが国際フェスタ」で、似顔絵コーナーを担当した。一気に描くデフォルメされた似顔絵は、シンプルな線にポイントの彩色が施され、特徴がうまく捉えられていた。

 たどたどしい日本語の中にユーモアを感じる人なっこい性格と似顔絵には、言葉の壁を超えて気持ちが通じ合う魅力があるようだ。カンさんは「絵を通して、皆さんの心に温もりが届きますように」と語る。

(地域リポーター・上原和恵=佐賀市)

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