【ニューヨーク共同】米FOXニュースは27日、新型コロナウイルスの新たな変異株の名前「オミクロン」について、世界保健機関(WHO)が中国への配慮などから原則を曲げて決めたとの見方が出ていると伝えた。ギリシャ文字のアルファベット「クサイ」が中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席の姓である「習」の英語表記「XI」と同じため飛ばされたという。

 変異株はこれまで最初の「アルファ」から12番目の「ミュー」まで確認され、次は順当なら「ニュー」「クサイ」と続く予定だったが、15番目の「オミクロン」と命名された。WHO報道官はFOXに「ニューは(英語で『新しい』を意味する)『NEW』と混同されやすい」と説明。「XI」は「一般的な姓であり、WHOはいかなる集団にも嫌がらせとなることをしない」と強調した。

 対中強硬派の米野党共和党のコットン上院議員はツイッターで「WHOは公衆衛生より中国共産党の機嫌を気にしている」と批判した。

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