サイバー攻撃の現状や対処法などを情報共有したセミナー=佐賀市のアイスクエアビル

 サイバー攻撃の対策強化に向けたセミナーがこのほど、佐賀市を拠点にオンラインで開かれた。サイバーセキュリティーの専門家ら6人の講演を通じ、適切な対処法などを確認した。

 大手企業を狙う際に取引先を攻撃の対象にするなど手口が巧妙化していることなどの説明があった。情報セキュリティー会社の担当者は「(攻撃を受けることでの)リスクを認識することが対策を始めるきっかけになる」と助言した。

 調剤薬局などを展開するミズ(佐賀市)の溝上泰興代表取締役は取引先の医療法人と合同で対応訓練を実施してきたことなどを紹介し、「セキュリティー対策は経費ではなく投資。医療関係で共助し合えるコミュニティーの形成に挑戦していきたい」と述べた。

 セミナーは地域の企業や団体などが連携してサイバーセキュリティーに備える仕組みづくりを促す経済産業省の事業の一環で、佐賀県警など7機関が主催、医療関係者ら約140人が聴講した。(松岡蒼大)

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