引退セレモニーであいさつする鮫島克也騎手=鳥栖市の佐賀競馬

引退セレモニーで家族と記念撮影する鮫島克也騎手=鳥栖市の佐賀競馬

 佐賀競馬(鳥栖市)で初の地方通算5000勝を達成した「キングシャーク」こと鮫島克也騎手(58)の引退セレモニーが28日、同競馬場で行われた。鮫島騎手は「42年間、競馬関係者やファンのみなさんに応援していただき、感謝しています」と述べ、集まったファンから「おつかれさま」「ありがとう」の言葉とねぎらいの拍手が送られた。今後、佐賀競馬の調教師として競馬に携わる。

 佐賀県出身の鮫島騎手は1979年、初騎乗で初勝利の鮮烈なデビューを果たし、その後も数々の記録を更新。通算3000勝をたたえて2005年には鳥栖市市民栄誉賞が贈られ、2020年12月には地方競馬史上5人目となる5000勝の快挙を成し遂げた。

 28日までに通算2万4438レースに騎乗し、5054勝。11月の調教師免許試験合格を理由に30日付の引退を表明していた。

 鮫島騎手は、同日付で引退する吉田順治騎手(53)、真島正徳騎手(51)とともに引退セレモニーに臨んだ。橋本康志鳥栖市長からの手紙も披露され「鮫島騎手の存在は佐賀競馬に欠かせないものでした。息子の良太騎手、克駿騎手の活躍もめざましく、親子3人同一レース騎乗など話題も豊富でした」と長年の活躍をたたえられた。

 鮫島騎手は「『ワールドスーパージョッキーズシリーズ』(中央競馬の国際騎手招待競走)で世界の騎手とレースできたのが思い出に残る」と振り返り、「一つでも多くレースで勝てるよう、いい馬を育てたい」と新たな目標を語った。(樋渡光憲)

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