「足の裏のバランスを整えることが、体の不調を改善することにつながる」と話す笠原巖氏=佐賀市の佐賀新聞社

 佐賀新聞社のメンバーズクラブ「Begin(びぎん)」の特別講座「ビューティー&ヘルスセミナー」(佐賀新聞社主催、イイダ靴下共催)が28日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。外反母趾(ぼし)などの研究に取り組む接骨院経営の笠原巖氏(横浜市)が「生涯自分の足で歩くために、足の裏から全身のバランスを整えて」と呼び掛けた。

 笠原氏は柔道整復師として十数万人の治療に当たる中で、重力にあらがって全身を支える足の裏の重要性に気付いたことを紹介した。はだしでの生活が中心の国々で調査したところ、親指とその付け根、かかとの3点でバランスを取っていることが分かったという。それに対し日本人は親指の付け根とかかとの2点だけで支えていて、「『浮き指』と呼ばれる親指が浮く症状が増えている」とした。

 また、「足裏のバランスの乱れを補おうとすることで体がゆがみ、頭痛や肩、腰の痛みなどの不調につながる」と指摘し、テーピングで足の指の間隔を広げて踏ん張る力を取り戻すことを改善の取り組みとして挙げた。特別講座は約120人が聴講した。会場ではサポーターなどの販売もあった。(大橋諒)

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