1年の国語の授業で、新聞を活用しながら好きな教科を発表する子どもたち=嬉野市の久間小

 教育現場で新聞を活用する「NIE(新聞に教育を)」の実践校の久間小(嬉野市)で26日、授業研究会が開かれた。国語の公開授業では、児童たちは新聞記事を通じて相手に考えを伝えたり意見交換したりしながら発表内容をまとめた。

 好きな教科を発表し、相手に話の内容を順序よく伝えられることを目当てにする1年の授業が公開された。児童たちは選んだ教科に関連する新聞記事を示して好きな理由や授業で起こったエピソードなどを話し合った。それぞれ考えをまとめた後、はきはきとした口調で発表した。

 図工が好きなことを紹介した上瀧陽斗君は、伊万里市で13日に開催された伊万里湾大花火の記事を取り上げて「空に打ち上がる花火の色がきれいだと思った」と説明した。池田空音さんは「クラスの友達とお互いに話を聞くことができて幸せな気持ちになった」と笑顔を見せた。

 担任の大宅智子教諭は「新聞記事を使うことで、話が長く続いていた。関心が高まっているプラスチックごみについて絵日記で取り上げる児童もいて、記事に触れることで世界が広がっていると感じた」と実践の成果を語った。(中島野愛)

このエントリーをはてなブックマークに追加