京都市の西本願寺にある国の重要文化財「経蔵」を装飾する有田焼の陶板を再現した有田町の樋口憲人さん(73)=乃利陶窯=が、作品を同寺に寄贈することになった。約340年前に陶工が用いた技術や焼成方法を研究し、上絵で鮮やかな「龍」を施した。12月6日に同寺に出向いて贈る。