有田工業高デザイン科の3年生=有田町の同校

 第71回佐賀県美術展覧会(県展)のデザイン部門で、有田町の有田工業高のデザイン科3年生20人が入賞入選を果たした。生徒たちは「みんなでアドバイスし合って取り組んだ結果」と喜んでいる。

 同科でビジュアルデザインを選択した生徒はデザインを地域づくりに生かす活動を展開し、県展に毎年応募している。11月に開催された今回は26人が「社会問題」「地元をPRする観光ポスター」のいずれかのテーマを選んで制作した。

 髙橋このかさん、近藤里菜さん、岩本いろはさん、横尾沙那未さんの4人は入賞を果たした。髙橋さんは、コロナ禍で増えた宅配の過剰梱包(こんぽう)による環境負荷が気になり、「過保護な荷物」と題して段ボール製のロシア人形のマトリョーシカをデザインした。

 デザインを通した地域づくりへの貢献は、卒業制作でも取り組んでいる。役場などからニーズを聞き、佐賀銀行有田支店内の町東出張所の看板や、町内のイベントで記念撮影が楽しめるフォトスポット、ケーブルテレビ用の児童虐待防止を啓発する動画などを制作している。(古賀真理子)

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