佐賀新聞社は、佐賀県政や暮らしに関する第30回県民世論調査を実施した。山口祥義知事の県政運営について「評価する」「どちらかといえば評価する」は前回を4・6ポイント下回る77・2%だった。2期目の前半2年間の80%台には達しなかったが、高い支持率を維持している。新型コロナウイルスや大雨災害への対応も高い評価を得たが、今後の暮らしぶりについては31・2%が「悪くなる」と回答した。

 山口知事を「評価する」と答えたのは33・5%で、2015年の就任以降、最も高かった。「どちらかといえば評価する」は前回から7・7ポイント減の43・7%だった。「全く評価しない」が1・9ポイント増の3・7%、「どちらかといえば評価しない」が2・1ポイント減の6・8%で、合わせた不支持の10・5%は就任以降、最も低かった。「分からない」は4・8ポイント増の12・3%だった。

 評価する理由は2年連続で「リーダーシップ」の22・5%が最も多かった。一方、評価しない理由も2年連続で「政策に期待が持てない」(38・1%)が突出していた。

 変異株が猛威を振るった新型コロナ対策について、「評価する」(「とても」「ある程度」の合計)は前回を2・2ポイント下回ったものの、85・2%の高い評価を得た。一方、「評価しない」(「全く」「あまり」の合計)は11・7%にとどまった。

 わずか2年で再び県内を襲った記録的大雨への対応は「評価する」(「とても」「ある程度」の合計)が62・2%で、「評価しない」(「全く」「あまり」の合計)31・9%の2倍ほどだった。

 県政で力を入れてほしい分野(二つまで回答)は「経済対策」が35・5%で最も高く、「医療・福祉」が24・5%で続いた。

 山口知事の2期目の任期満了は23年1月10日となっている。支持政党別の知事への評価(「評価する」「どちらかといえば評価する」の合計)は、自民党支持層が80・1%(前回比4・9ポイント減)、立憲民主党が80・4%(4・4ポイント減)、公明党が100%(12・5ポイント増)、共産党が28・6%(7・8ポイント減)だった。(栗林賢)

 

 ■調査の方法 11月20~22日の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施した。対象者は佐賀県内の18歳以上の有権者数を市町別に比例配分し、男女、年代もそれに倣った。応答なしや対象外を除き600人から有効回答を得た。

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