県産の米麦大豆で作られた加工品なども展示された「公開デー」=佐賀市川副町の県農業試験研究センター

 佐賀県農業試験研究センター(佐賀市川副町)で、「研究成果公開デー」が開かれた。「新品種と農業技術で拓(ひら)く佐賀農業の未来」をテーマに、新たに開発した品種や栽培技術など同センターの最新の取り組みが発表され、生産者や農業関係者が熱心に見学した。

 会場には、近年被害が問題になっている稲の害虫・トビイロウンカに強い水稲の有望品種、タマネギの省力栽培方法など、県内の農業課題の解決を目指した約30項目がパネルで展示された。来場者は興味を持った発表内容にじっと見入り、担当者に詳しい説明を求める人もいた。

 パネルに加え、品種開発した菊やミカン、稲などの現物のほか、県産の米麦大豆を材料に開発された焼酎やみそなどの加工品も並んだ。農作物の観察用や肥料をまくためのドローン、自動田植え機など最新の農業機械も目を引いた。

 公開デーは例年、農産物販売や試食なども行い、一般県民に広く公開しているが、新型コロナウイルスの影響で昨年に引き続き今年も来場者を関係者だけに絞り開催した。

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