観戦を楽しめるロイヤルルーム=唐津市原のボートレースからつ

乳幼児向けのブロック遊びのスペースもある=唐津市原のボートレースからつ

全長約40メートルに及ぶボルダリング場もある

スタンド棟などのリニューアルを喜ぶ関係者=唐津市原のボートレースからつ

 唐津市が運営する競艇場ボートレースからつ(同市原)は、27日にリニューアルオープンする。スタンド棟を改修し、観戦席を2階に集約。1階の親子の遊び場やボルダリング場、ブックカフェなどを含め約53億円をかけて整備した。親子連れなどこれまで競艇場になじみのなかった幅広い層の利用を呼び掛ける。

 26日に内覧会が開かれ、日本モーターボート競走会や国交省などの関係者約140人が訪れた。完成披露会で峰達郎唐津市長は「これまでのボート場に新たな要素が加わった。今後も地域に貢献する事業運営をしていきたい」とあいさつ。テープカットで新競艇場の幕開けを祝った。

 教育玩具の「ボーネルンド」が運営する屋内外の親子の遊び場「モーヴィ」は、発達段階に合わせた遊具をそろえ、6カ月の乳児から12歳まで楽しめる(入場有料)。全長約40メートル、高さ4メートルのボルダリング場のほか、フードコート、音楽スタジオなどもある。観戦席は約3300席から720席に集約し、ロイヤルルームやテーブル席を設けた。

 近年はネットや電話投票による売り上げが好調で、来場者はピーク時の1日平均7100人から500人程度になっている。担当者は「直接見て、イメージチェンジした競艇場を体感してほしい。舟券を買わなくても十分楽しめる」とアピールする。

 同競艇場の昨年度の売上高は703億円で、最高額を更新。21年度も9月末時点で390億円を売り上げており、市への繰り出し金は30億円を見込んでいる。

 27日は午前8時15分に開場する。遊び場やボルダリング場、ブックカフェなどは午前10時から営業。レース開催日のみ入場料が必要で、20歳以上100円、未成年は無料。(横田千晶)

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