開会した佐賀県の定例議会。2021年度一般会計補正予算案などが提出された=議会棟

 佐賀県議会の11月定例会が25日開会し、県は128億9900万円の2021年度一般会計補正予算案など26議案を提出した。山口祥義知事は、国内最大級の緑化推進イベント「全国都市緑化フェア」について、県内での2028年度開催を国に申し入れたことを明らかにした。正式に決まれば県内で初開催となる。

 全国都市緑化フェアは緑の大切さを普及啓発する事業として1983年に始まり、開催地の自治体と都市緑化機構が主催する。県造園建設業協会が今年6月に県に開催を要望し、山口知事が今月18日に国土交通省都市局に申し入れた。

 山口知事は、山間部の住民らが主体の「山の会議」が県内各地に広がり、3年後の国民スポーツ大会に向けた緑化活動も始まっていると本会議で説明した。「こうした動きを推し進めるために国に申し入れた。全国に佐賀の花と緑、山の素晴らしさを発信し、佐賀の豊かな自然環境を未来につなげていく」と強調した。

 九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉の整備方式を巡る「幅広い協議」に関しても言及した。国土交通省が22日の協議で示した佐賀空港経由など3ルートの検証結果について「佐賀県や九州の発展にどうつながっていくのか国交省の考えを示すよう求めていたが、そのような視点からの説明はなく、議論が深まることはなかった」と述べた。

 一般会計補正予算案は新型コロナウイルス対策が81億200万円、8月の大雨対策は44億3500万円を占める。

 会期は12月15日までの21日間。一般質問は12月1~3日の3日間で、県議15人が登壇する。

(円田浩二)

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