イチョウが散り始め、一面が黄色く染まった境内。右奥は樹齢800年を超す旗上げイチョウ=三養基郡みやき町の綾部八幡神社

 まるで黄色いじゅうたんのようだ。日本最古の天気予報「旗上げ・旗下ろし神事」で知られる三養基郡みやき町の綾部八幡神社で、境内のイチョウが散り始め、一面が黄色く染まっている。

 境内には樹齢800年を超す御神木など7本のイチョウがあり、神事では男衆が巨木に登って神旗を立て、旗の巻き具合で風水害や農業の豊作・凶作を占う。

 「ことしは異常気象でイチョウの色づきが例年より10日ほど遅い。天候次第だが、12月初旬までが見ごろだろう」と吉戒雅臣宮司(82)。

 参道には名物「綾部のぼた餅」の売店もあり、佐賀の晩秋を目と舌で楽しむ人も多いという。(写真と文・山口源貴)

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