幼年の部で元気な歌声を響かせる出場者=多久市中央公民館

幼年の部で元気な歌声を響かせる出場者=多久市中央公民館

最年少の2歳で元気な歌声を響かせた金子千夏ちゃん

総合優勝に輝き、トロフィーを受け取る眞子隆さん(左)=多久市中央公民館

総合優勝に輝いた眞子隆さん(中央)と、杉山嘉隆実行委員長(左)、渕英詔審査委員長=多久市中央公民館

オープニングで銭太鼓の演奏に合わせ、岸川節を披露した子どもたち=多久市中央公民館

 多久市の岸川地区に伝わる民謡「岸川節」の全国大会が23日、同市で2年ぶりに開かれた。佐賀、福岡、長崎県などから出場した約150人が味わいのある歌声を響かせ、寿年の部(75歳以上、竹)の眞子隆さん(75)=多久市南多久町=が総合優勝を果たした。

 幼年から寿年の部まで9部門に分かれ、三味線や尺八、太鼓の素朴な調べに情緒を込めて歌った。最年少の2歳の女の子も元気に歌い、客席から盛んな拍手が送られた。

 岸川節は、400年以上前に天山中腹の岸川地区を開拓した「万五郎」という人物の仕事ぶりをたたえた唄で、住民たちが農作業時に歌い継いできた。郷土の民謡を伝承しようと、多久市で民謡教室を主宰する杉山嘉隆(よしりゅう)さん(85)が曲を付けた。

 大会は杉山さんら民謡愛好者が開き26回目。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になっていた。(谷口大輔)

 各部門の他の優勝者は次の通り(敬称略)。

 少年1部・糸 宮﨑月=嬉野市▽同2部・竹 冨永ゆず=嬉野市▽寿年の部・糸 田嶋順子=太良町▽高年の部・糸 馬場玲子=有田町▽同・竹 田中久美子=多久市▽青壮年の部・糸 百武歩未=小城市▽同・竹 山口瑠夏=小城市