鹿島戦に向け、練習で汗を流す鳥栖の選手たち=23日、鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖はリーグ公式戦第37節の27日午後2時から、茨城県鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムで5位の鹿島アントラーズと対戦する。今節を含め残り2試合となり、いよいよ大詰めを迎える。シーズンを通して磨いてきた鳥栖のスタイルをピッチで表現し、今季3度目の3連勝を狙いたい。

 鳥栖は通算成績16勝11分け9敗(勝ち点59)で7位。前節の札幌戦(20日)は、前半にMF樋口のゴールで先制。後半だけで11本のシュートを浴びたが、GK朴一圭(パク・イルギュ)を中心に守り抜き、札幌から4年半ぶりに勝利を挙げた。

 23日には、半年ぶりに鳥栖市北部グラウンドでの練習を報道陣に公開。雨が降りしきる中、速いパス回しを意識したゲーム形式の練習を行った。金明輝(キン・ミョンヒ)監督は「Jリーグ一番の運動量と生真面目に的確なポジションを取り続けるという鳥栖の強みを、もう一度再確認したい」と話す。

 対する鹿島は19勝6分け11敗(勝ち点63)で5位。前節は大分に0-0で引き分けて、3位内の望みを失った。ただ、天皇杯で川崎が優勝すれば、4位はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得する可能性を残している。それは鳥栖も同様で、4位名古屋との勝ち点差は「6」と厳しいが、悲願達成に向けて意地と意地がぶつかり合う戦いとなるに違いない。

 今節は、鹿島から期限付き移籍中のMF白崎が出場できないが、札幌戦でMF中野嘉とFW岩崎を欠きながらも完封勝ちしたことから、不安要素は少ないと言えるだろう。古巣戦となるMF小泉は「個の能力は圧倒的に(鹿島が)強いので、チームで一体感を持って戦うことが必要になる」と闘志を燃やしている。(井手一希)

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