唐津市が解体する方針を示した「ひれふりランド」の文化ホール=唐津市浜玉町

 唐津市は、昨年9月の台風被害で閉鎖している浜玉町の施設「ひれふりランド」の文化ホールを解体する方針を24日、明らかにした。修復するためには4億円以上の費用がかかるとして、2022年8月頃に解体を始める計画。30日開会予定の定例議会に提出する一般会計補正予算案に、解体工事の実施設計委託費178万円を盛り込んだ。

 ひれふりランドは福祉、保健センター機能などを備えた総合施設で、1995年に開館した。解体するのは約800席の2階建てのホール「高齢者交流センター」。台風と大雨で鋼板や防水シートが半分ほどめくれ、雨水が染みこんで天井がはがれたり、照明やスピーカーが故障したりしていた。昨年11月に屋根だけを応急処置し、1年以上にわたって閉館している。

 市は修復する場合の復旧費を4億4100万円と試算した。利用状況は町内の行事に限られており、復旧を求めていた地元区長会とも協議し、解体を決めた。

 ホールでは町の文化祭や成人式などが実施されていた。今後は町内の浜玉中体育館などを代替施設として活用する。(横田千晶)

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