美術部の高校生と一緒に写真立てを作る児童=多久市の多久高

 多久市の義務教育学校3校の児童144人が18日、多久高の授業や部活動を体験した。高校生になったら、どんな学校生活を送るのだろう-。子どもたちはわくわく、ドキドキしながら高校生から優しく手ほどきを受けた。

 東原庠舎(とうげんしょうしゃ)東部校の6年生、西渓校の4年生、中央校の5年生が七つの授業と14の部活動を一つずつ体験した。

 機械系の授業では文鎮作りを体験し、材料を固定する道具や機械の使い方を教わった。美術部では高校生と一緒に写真立てを製作。飾り付けを終え、高校生から「上手にできたね」と声を掛けられて喜んでいた。

 体験会は高校生と児童との「交流授業」という位置付けで、市内で唯一の高校を身近に感じてもらおうと2008年度から開かれている。

 1時間半程度の交流で、競技にのめり込んで「卓球部を作って」と教諭にせがむ児童も。野球部員からバットの握り方などを教わった中央校5年の中島凛太郎君は「選手のみんなが仲良くて、楽しそうだったのが印象に残った」と話した。(谷口大輔)