経営する冨永ボンドさん。店内には自身の作品を印刷した雑貨や衣類など約400点がそろう=多久市北多久町小侍

冨永ボンドさんと一緒に制作を楽しめるワークショップスペース

人気のiPhone(アイフォーン)ケース。多彩な柄がそろう

多彩な柄と形をそろえたアクセサリー。店舗限定の商品もある

呉服店跡を改装し、オープンした「ボンドアートストア」=多久市北多久町小侍

 木工用ボンドと絵の具を使った独特の絵柄の商品が購入できる「ボンドアートストア」が多久市にオープンしました。市内で創作活動をしている冨永ボンドさん(38)の物販専門店で、オリジナルの作品をプリントした雑貨や洋服など約400点がそろい、制作体験ができるワークショップスペースもあります。

 アトリエやバーが一体になったボンドさんの既存店「ボンドバ」の物販スペースが手狭になったため、呉服店だった近くの建物を新たに借りて改装しました。大型店でイベントを開いたり、創作の様子をライブ配信したりしながら認知度を高め、通販サイトの注文も伸びてきたことから1年前に会社を設立し、事業拡大に備えてきました。

 作品数は350種類に上り、その多くをiPhone(アイフォーン)ケースやピアス、ネックレス、洋服などに印刷しています。雑貨類は3000円程度からで、絵を飾って楽しむだけでなく、実用的な商品に加工することでアート(芸術)への間口を広げたいという意図があるそうです。

 地域住民の生活や福祉に貢献するという企業理念を掲げ、商品の印刷や加工は障害者の就労支援施設にも依頼しています。ボンドバの空きスペースには来春、カフェを開設する予定で、ボンドさんは「地域のにぎわいづくりにも一役買えたら」と話しています。(谷口大輔)

 

DATA

[住]多久市北多久町小侍703-10

[営]11時~17時

[休]月曜

[電]0952(37)8646