加藤茶さんとの生活や健康づくりなどについて話す加藤綾菜さん=神埼市千代田文化会館はんぎーホール

小中高生からなるパフォーマンスチーム「プレイズ」の介護予防体操=神埼市千代田文化会館はんぎーホール

さが介護・健康・福祉フェア2021で展示されている介護に役立つロボットに興味を示す子どもたち=神埼市千代田文化会館はんぎーホール

 介護の日(11日)にちなんだイベント「さが介護・健康・福祉フェア2021」(佐賀県主催、佐賀新聞社共催)が14日、神埼市千代田文化会館はんぎーホールで開かれた。加藤茶さんの妻でタレントの加藤綾菜さんが「高齢の夫と元気に過ごす秘訣(ひけつ)」と題して講演し、健康を保つうえで人生の目標や人と関わることの大切さを説いた。

 綾菜さんは、45歳上の茶さんがさまざまな大きな病気を患った経験を受け、塩分を控えた食事の管理や介護の勉強を始めたことを紹介。一方、「何でもしてあげることが愛情ではない。本人の力を奪わないことが大切」との観点から、歩くために愛犬の散歩を促したり、褒めることで家事をするよう巧みに導いたりしていることなどを披露した。

 新型コロナウイルスで昨年3月に志村けんさんが亡くなって以降、茶さんは長く落ち込んでいたという。ただ、「今は『90歳まで舞台に立つ』という目標や、一つ笑うと一つ若返るというモットー『一笑一若(いっしょういちじゃく)』を掲げて頑張っている」と綾菜さんが説明し、健康寿命を延ばすこつとして「人生を楽しみ、友だちと会って笑うことが大事」と呼び掛けた。

 イベントでは、県内の小中高生のパフォーマンスチーム「プレイズ」が介護予防体操のダンスショーを繰り広げ、骨粗しょう症のリスクに関わる骨密度の測定、介護ロボットなどさまざまな展示ブースもあった。(志垣直哉)