自転車利用者にチラシを手渡す生徒会役員=佐賀市の佐賀清和高

 自転車利用者への一斉街頭指導が9日、佐賀県内の高校付近の交差点など39カ所であった。日没が早まる11~12月は事故が増える傾向にあり、県地域交通安全活動推進委員協議会や県高校生徒指導連盟、県警が協力して高校生らに交通ルールの順守を呼び掛けた。

 街頭指導は高校生の下校時間に実施した。佐賀市の佐賀清和高前の交差点では、警察官や推進委員がライト点灯などを促し、同校の生徒会役員の4人も啓発チラシを配った。参加した2年の小野原京花さんは「ドライバーが安全に運転しても私たちが意識していなければ意味がない。日頃の自転車の運転を見つめるいい機会になった」と話した。

 県警交通企画課によると、9月末現在、自転車関係の交通事故は304件(前年同期比31件増)発生し、うち高校生が関わったのは79件(同10件増)となっている。(松岡蒼大)