ピッチ場に花道をつくり、川崎の選手を迎え入れるサガン鳥栖イレブン。「ガード・オブ・オナー」で王者をたたえた=7日、鳥栖市の駅前不動産スタジアム

 前節にJ1リーグ2年連続優勝の偉業を達成した川崎フロンターレと、サガン鳥栖の一戦(7日、駅前不動産スタジアム)。試合開始の直前、スタジアムには見慣れない光景が広がった。

 ホームで迎え撃つ鳥栖イレブンが、ピッチに花道をつくり、川崎の選手たちはその間を入場する。サポーターも総立ちになって拍手を送った。既に優勝を決めたチームをたたえる「ガード・オブ・オナー」(栄誉礼)だ。対戦相手にもリスペクト(敬意)を忘れない、サッカー文化の温かさを感じられた。

 だが、試合では鳥栖が牙をむいた。今季1敗しか喫していない強敵を序盤から圧倒し、前半だけで3得点。試合前とは打って変わり、王者を手荒くもてなして、7試合ぶりの白星を挙げた。(写真と文・山口源貴)

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