佐賀県内の9月の新車販売台数(登録車と軽自動車)は、前年同月比28・9%減の2432台だった。半導体不足と、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大により部品の供給が困難になった影響で、各メーカーが生産を調整。県内でも新車の入荷が遅れている。

 登録車は前年同月比30・1%減の1193台で、一昨年比では52・9%だった。メーカー別に見ると、前年同月比でトヨタが40・1%減、ホンダが12・7%減、マツダとスズキがともに49・5%減だった。日産は10・6%の増加だった。

 軽自動車は前年同月比27・7%減の1239台で、4カ月連続で前年同月を下回った。

 世界的な半導体の供給不足に加え、東南アジアでの新型コロナ感染拡大により部品工場の稼働率が落ち、国内の完成車工場に部品が入りにくくなっており、各メーカーは減産を強いられている。全国の9月の新車販売台数は前年同月比32・2%減だった。

 県自動車販売店協会と県軽自動車協会は「消費者の購買意欲は落ちていないようだが、車が入ってこず新車の登録・届け出の数が前年より落ちている」と話す。(北島郁男)