ユニバーサルコンサートで、サウンドハグを抱えて鑑賞する来場者=佐賀市の佐賀県立美術館ホール

 音に合わせて振動や光が変化する音楽機器「サウンドハグ」を使った「ユニバーサルコンサート」がこのほど、佐賀市の佐賀県立美術館であった。多くの人たちが鑑賞し、障害の有無に関わらず誰もが音楽を楽しめる取り組みに触れた。

 サウンドハグは球体型で、聴覚に障害がある人が音を振動として体感できる。コンサートではアルモニア管弦楽団がクラシック音楽やアニメソングなどを演奏し、来場者は機器を抱えて振動や光を感じ取りながら鑑賞した。佐賀市の太田道治さん(90)は「振動に合わせて体を揺らして楽しんだ」と満足していた。

 誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指す県の取り組み「さがすたいる」の一環で開かれた。美術品に触って五感で楽しむ「ユニバーサルミュージアム」も行われた。(中島野愛)

このエントリーをはてなブックマークに追加