第74回松浦地区青年相撲大会(唐津市・伊万里市相撲連盟、佐賀新聞社主催)が31日、唐津市体育の森公園相撲場で開かれた。出場選手確保の特別措置として3人制で行われた団体戦は長松Aが1986年の第39回大会以来、35年ぶり3回目の優勝を果たした。個人戦は井本和輝(25)=肥前A=が、初めて「松浦横綱」の座を勝ち取った。
2年ぶりとなった団体戦には唐津市と伊万里市の計11チームが3パートに分かれてリーグ戦を行い、それぞれ上位2チームが決勝リーグに進んだ。長松Aは全勝で迎えた最終戦、同じく全勝だった肥前Aを2勝1敗で破り、肥前Aの連覇を12で止めた。
個人戦には34人が出場。4パートに分かれてトーナメント戦を行い、それぞれの勝者が決勝リーグを戦った。井本は同じく肥前Aの川口弾(30)、進藤庸平(22)=西唐津、松永周三(27)=鎮西A=の激戦を制した。(中村健人)
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