チャレンジデーに合わせ、ラジオ体操を実践しながら正しい方法を学ぶ参加者=神埼市の神埼勤労者体育館

 自治体対抗で住民の運動の参加率を競う全国のスポーツイベント「チャレンジデー」で、神埼市は人口が同規模の自治体の中で最高の優秀賞に輝いた。約1日の間に半数以上の住民が運動した結果となり、西九州大と連携するなど地域ぐるみの取り組みが奏功した。

 日常的に運動を楽しむきっかけをつくろうと、笹川スポーツ財団(東京都)が実施している。今回は27日に開催して66市町村が参加し、うち人口1万5千人から3万5千人未満の中では神埼市など8自治体が競った。午前0時から午後9時までの間に15分間以上の運動をした人が電話やメールなどで報告し、延べ人数を集計した。

 神埼市は参加率を上げるため、5カ所の体育館を無料開放したり、運動教室を開いたりした。神埼勤労者体育館では西九州大と合同でラジオ体操教室を開いた。住民ら約50人が参加し、スポーツ健康福祉学科の渡瀬浩介准教授が「肘を伸ばしてたくさん息を吸って」などとアドバイスした。同学科1年の渡辺拓人さんは「皆さんが真剣に取り組んでもらったことを実感した」と話した。

 神埼市の参加者は約1万8千人で、参加率は57・3%を記録した。イベントでは広島県北広島町との対戦となり、11・9ポイントの差を付けて勝利した。市スポーツ振興課の担当者は「市民の協力のおかげ。健康づくりや運動に興味を持つきっかけになれば」と期待した。(森田夏穂)