嬉野市は28日、8月の大雨被害に関する追加の復旧や支援策を発表した。全壊家屋は解体などの経費を全額補助し、茶園の肥料、農薬購入や防霜ファン復旧については佐賀県の助成に上乗せする。コロナ対策などを含め12億8980万円を追加する一般会計補正予算案を、11月4日開会予定の臨時議会に提案する。

 3棟ある全壊家屋には、一般的な解体、撤去、処分費用を全額補助。予算額は1600万円で、国が2分の1を助成する。茶園の肥料、農薬購入費は、県が実施する3分の1の助成に市が同じ割合を上乗せし、個人負担は3分の1となる。事業費は4960万円。防霜ファン復旧では、県が経費の3割を補助し、市が1割を上乗せするため、個人負担は6割となる。事業費は120万円。

 災害復旧ではほかに、農地などに4億1972万円、林道に1億7611万円、公共土木施設に5億6056万円を充てる。

 コロナ対策では、ワクチンの未接種者や3回目接種の体制構築に1586万円。経営継続へ向けた中小事業者の新たな取り組みに30万円を上限に補助する。事業費は3050万円。(古賀真理子)

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